この記事ではFIREに向けて突き進む投資歴約20年の30代後半サラリーマンの
- 10月の株式市況
- 10月の運用実績
- 11月の投資戦術
について述べていきます。著者の簡単なプロフィールはこちらです。
10月の株式市況
10月の日本の株式指数は対前月末比下表の通りとなりました。
株価(9月30日) | 株価(10月31日) | 対前月末比 | |
---|---|---|---|
日経平均株価 | 31,857.62 | 30,858.85 | -998.77 |
TOPIX | 2,323.39 | 2,253.72 | -69.67 |
マザーズ指数 | 729.64 | 648.36 | -81.28 |
日本株式市場は今月も全指数ともに前月比を下回り下落トレンドが続いています。
特にグロース市場(マザーズ指数)は大きく売り込まれ、マザーズ指数は10%以上も急落しました。マザーズ指数に限ってはコロナショック後の最安値付近まで落ち込みパニック売りの様相もうかがえました。

10月の運用実績
私のポートフォリオは現在、個別銘柄投資と長期積立投資と口座を分けて運用をしています。
それでは10月の証券口座への入金実績は下記の通りとなります;
- インデックス口座;22.5万円(定額積立)
- iDeCo口座;2.3万円
- 金積立;1万円
- 高配当株用積立;2万円
- eMAXIS Slim 先進国債権 ; 4% / 2%
- eMAXIS Slim バランス ; 14% / 10%
- eMAXIS Slim 新興国株式 ; 31% / 34%
- eMAXIS Slim 全世界株式(日本除く) ; 18% / 22%
- eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) ; 33% / 32%
- 個別銘柄; -8.25%(前月末比)
- インデックス投資;+10.69%(開始来)
- iDeCo;+23.26%(開始来)
- 金積立;+30.60%(開始来)
9月末からポートフォリオをグロース銘柄中心に組み替え始めたことから、10月のグロース株急落の影響をもろに受けてしまいました。
しかしこの急落でも落ち着いて買い増しを行い、予定枚数近くを集めることができました。
また、イスラエルの紛争も激化するなど世界情勢は混沌としてくると、金の価値は一層上がってきます。金はやはり継続して購入すべき安定資産です。

11月の投資戦術【クリスマスラリーへ買い向かう?】
11月の投資戦術としては;
- 個別口座;
グロース銘柄をもう少し買い増す - インデックス口座;
世界情勢が悪化し、指数が急落すればスポットも。恐らくは静観することに。
10月は波乱に満ちた展開となりましたが、個人的に期待しているグロース銘柄は一旦大底を打ったのではないかと推測しています。まだまだバリューが注目されていますが、次に注目されるセクターは売りに売られたグロース銘柄ではないでしょうか?
10月に買い集めたグロース銘柄は今期末から来季にかけ黒字転換が予想される企業が中心です。今後見直し買いが行われることを期待してタイミングを見てもう少し買い増しをしても良いかと思っています。
日経平均株価はしばらく調整局面が続いていますが、米国での利上げ見送りなど少しずつ見通しは良くなってきています。

10月30日に直近下値にタッチしてから急反発をしていますがこの先はどうなるでしょうか?
11月から年末にかけては株価が上がりやすいアノマリーがあります。
【詳しくはこちらを参照してみてください;投資の世界のジンクス!何故か当たる○○ラリー、○○相場の年間アノマリー現象・格言を徹底解説!】
少しずつ出来高も増えてきておりクリスマスラリーを期待してグロース銘柄を中心に買い挑んでいく構えです。
【インデックス投資】においては、特に大きく下がらなければ通常の買いだけで済むでしょう。
そして新NISAに向けて口座の整理が必要になってきます。現在こどもの口座も含めて毎月22.5万円を積み立てていますが、ジュニアNISAが終了し、新NISAが始まる2024年1月に向けてどの口座でいくら積み立てるかを11月中に決めなければなりません。
11月はある意味今後の資産形成を見直す大事な月になりそうです。