11月の運用結果と12月の投資戦術

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この記事ではFIREに向けて突き進む投資歴約20年のサラリーマンの

  • 11月の運用結果
  • 12月の投資戦術

について述べていきます。

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11月の株式市場

11月の日本の株式指数は対前月末比下表の通りとなりました。

株価(10月31日)株価(11月30日)対前月末比
日経平均株価28,892.6927,819.14-1,073.55
TOPIX2,001.181,928.35-72.83
マザーズ指数1,107.081,070.99-36.09

11月の日本株式指数は全指数ともに大きく下げる展開となりました。

11月は衆院選挙が終わり、自民党が磐石に政権を維持する事となり、一時は株価は安定するかに思えました。

しかし金融業界にとってネガティブな発言を幾度となく繰り返す岸田総理に対し、海外投資家の日本市場離れも懸念され始めました。

更に南アフリカで発見された新変異株(オミクロン株)の拡散により株式市場は混乱し世界同時に株価は急落しました。中でも日本株式の下落率は大きく、主要国の中では特に弱い状況が続いています。

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11月の運用結果

私のポートフォリオは現在、個別銘柄投資と長期積立投資とを分けて運用をしています。

個別用口座には2020年の4月以降は一切入金をしておらず、長期積立口座には毎月下記の通り資金を投入しています。

11月の長期口座への入金額
  • インデックス口座;15万円(定額積立)
  • iDeCo口座;2.3万円
  • 金積立;1万円
  • 定期積立預金(現金) ;2万円

主力であるインデックス積立口座には夏場以降元気のない新興国株式に比重を置いた買い付けを行っています。

インデックス投資構成比率(11月末日現在総合)
  • eMAXIS Slim 先進国債権 ; 6%
  • eMAXIS Slim バランス ; 17%
  • eMAXIS Slim 新興国株式 ; 39%
  • eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) ; 38%

思惑通り新興国株式の保有口数はS&P500を上回ってきました。

それでは11月の運用実績は;

11月末時点の運用実績
  • 個別銘柄;-6.11%(前月末比)
  • インデックス投資;+6.32%(開始来)
  • iDeCo;+18.68%(開始来)

個別も長期もコロナショック以来最大の下げ幅を記録してしまいました。

11月の個別銘柄では年初来安値を更新した銘柄を複数保有していたこともありダメージが大きくなりました。

インデックス投資もかなり資産を減らしてしまいましたが、夏場以降行っている新興国株式への買い付け(リバランス)の調子が未だに悪いことが要因です。

先進国に比べ新興国はワクチン普及が遅れ、医療体制もまともに整っていない国もあります。それに伴い経済の回復が遅れ米国のインフレや為替リスクからも伸び悩んでいます。

12月の投資戦術

12月の投資戦術としては;

  • 個別銘柄は今後ある程度長く保有する銘柄以外は処分。
  • メタバース関連は引き続き監視・研究。
  • インデックス投資は引き続き新興国株式に比重を置く。

今回の急落により個別銘柄は今後保有し続ける価値がある銘柄かどうかを選別する良い機会となりました。

保有銘柄を一度整理し、本当に保有すると決めた銘柄へ徐々に枚数を集めていく予定です。

インデックス口座はあくまでも20年以上先を見据えた長期投資の為、米国株式指数より割安である新興国株式へ比重を置いた買い付けを今後も数ヶ月は継続する予定です。

米国指数がここから下げトレンドに転換した場合は比率を上げ、比率調整することも視野に入れています。

今年も残すところあと1ヶ月。11月末時点では年初来僅かにプラスをキープしていますが、ボラティリティが高い今を考えると安心できません。

リスク許容度をしっかり把握しその範囲内で運用することを改めて再確認する必要があります。短期も長期も安い時に買うというスタンスは変えず自分ルールを守って行くことを最優先していきましょう。

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