この記事ではFIREに向けて突き進む投資歴約20年の30代後半サラリーマンの
- 8月の株式市況
- 8月の運用実績
- 9月の投資戦術
について述べていきます。著者の簡単なプロフィールはこちらです。
8月の株式市況
8月の日本の株式指数は対前月末比下表の通りとなりました。
株価(7月31日) | 株価(8月31日) | 対前月末比 | |
---|---|---|---|
日経平均株価 | 33,172.22 | 32,619.34 | -552.88 |
TOPIX | 2,322.56 | 2,332.00 | +9.44 |
マザーズ指数 | 777.32 | 760.17 | -17.15 |
日経平均株価は6月の高値から調整に入っており、しばし下降トレンド内を推移しています。一時的なバブルのような買いの勢いが終了し、利確売りの最中ではありますが、まだまだ強い印象をどことなく感じてしまいます。

チャートを見てみると、今は75日線を上抜けてきており、抵抗線に当たっています。ここで上抜けるか下降トレンドに逆戻りかはまだわかりませんが、突破できなければ31,000円辺りまで下がることを覚悟しなければなりません。
MACDを見てみると上向き始めているのでこの辺りで打診買いをするのも一つです。
8月の運用実績
私のポートフォリオは現在、個別銘柄投資と長期積立投資と口座を分けて運用をしています。
それでは8月の証券口座への入金実績は下記の通りとなります;
- インデックス口座;22.5万円(定額積立)
- iDeCo口座;2.3万円
- 金積立;1万円
- 高配当株用積立;2万円(積立分より18万円分購入)
- eMAXIS Slim 先進国債権 ; 3% / 2%
- eMAXIS Slim バランス ; 14% / 10%
- eMAXIS Slim 新興国株式 ; 31% / 34%
- eMAXIS Slim 全世界株式(日本除く) ; 18% / 22%
- eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) ; 34% / 32%
- 個別銘柄; +2.53%(前月末比)
- インデックス投資;+17.06%(開始来)
- iDeCo;+29.05%(開始来)
- 金積立;+23.84%(開始来)
個別口座では高配当株用として出遅れ高配当株の地銀を1社購入しました。数年間は保有するつもりで長い目で見守ります。
長期積立口座では米国S&P500が持ち直してきていることから資産が再上昇しており順調そのものです。改めて継続は力なりという言葉を身にしみる結果となりました。
金積立も毎月僅か1万円しか積立購入しておりませんが、日本円で1gが初めて1万円を突破するなど、これからも積立を継続していく根拠となるニュースとなりました。

9月の投資戦術【日本株の更なる上昇へ追い風か?】
9月の投資戦術としては;
- 個別口座;
好業績が続いているグロース系の小型株を物色。 - インデックス口座;
中国経済を注視しつつ、これまでの自分ルールを厳守し積み立てる。
8月末日に大きなニュースが飛び込んできました!二大大手ネット証券会社のSBI証券と楽天証券が9月30日の注文分から日本株の現物取引と信用取引の売買手数料をゼロにすると発表しました。
2024年からの新NISAに加え、売買手数料ゼロとなるとこれまで投資をしていない層の参入も増えてきそうです。日本株はこれからも更に上昇する追い風となるポジティブなニュースであることには違いありません。
【個別株投資】においては、これらのニュースをもとに来年に向け個人投資家が活発になると見込み、個人投資家が好むグロース系銘柄や小型株に再度注目が集まるのではないかと見ています。
コロナ禍においても個人投資家が活発になるマザーズ指数などが急騰しましたね。
そこで、好業績が続いているが、マーケットのトレンドで株価が下落しているグロース小型株を発掘すべく調査をしていくつもりです。
マザーズ指数は6月に復活するか!?と思われましたがそこから2割も下落。2022年の急落前の水準まではまだまだ反発する余地はあるかと思っています。

【インデックス投資】においては、新興国株式にかなり力を入れて投資してきましたが、中国不動産バブル崩壊の懸念が高まっていることから心配の種となっています。
しかし、それはそれで中国だけが新興国ではありません。それが分散効果のあるインデックス投資の強みです。
仮に中国経済が大きなダメージを被っても、リーマンショック時のようにショック時に慌てずしっかり購入できていれば数年かかってもそれ以上に成長をしていきます。
過去の歴史から学んだように、これから生まれてくる芽を信じ、しばらくはこれまでと同様の積立配分で購入し続けていく予定です。
ロシアの侵攻、中国不動産バブル崩壊など世界的には負のニュースは次々と出現します。今後も恐らく新たな負のニュースは頻発するでしょう。それでも世界の経済は確実に進歩し成長していくと思えば積立は“継続“の一択になります。
少なくとも私は不特定多数の国は成長を続けると信じています。