2023年9月の運用実績と10月の投資戦術【年末に向けて株価はどうなる?】

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この記事ではFIREに向けて突き進む投資歴約20年の30代後半サラリーマンの

  • 9月の株式市況
  • 9月の運用実績
  • 10月の投資戦術

について述べていきます。著者の簡単なプロフィールはこちらです

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9月の株式市況

9月の日本の株式指数は対前月末比下表の通りとなりました。

株価(8月31日)株価(9月30日)対前月末比
日経平均株価32,619.3431,857.62-761.72
TOPIX2,332.002,323.39-8.61
マザーズ指数760.17729.64-30.53

日経平均株をはじめ全指数で前月比マイナスという結果でした。

6月から続く調整も一時上抜けたかのようにも見えましたが結局は緩やかな調整が続く状況となっています。米国株式指数もナスダックをはじめS&P500も弱く調整が続いています。

日経平均株価(日足)チャート 株探より引用

なかでも先日開かれたFOMCでは金融引き締めの長期化観測から株価は売られ、日本株にも飛び火しています。

これまで強かった日本株にも今後どのような影響が出てくるのでしょうか?

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9月の運用実績

私のポートフォリオは現在、個別銘柄投資と長期積立投資と口座を分けて運用をしています。

それでは9月の証券口座への入金実績は下記の通りとなります;

9月の長期口座への入金額
  • インデックス口座;22.5万円(定額積立)
  • iDeCo口座;2.3万円
  • 金積立;1万円
  • 高配当株用積立;2万円
インデックス口座 保有比率/投資比率(9月末日現在総合)
  • eMAXIS Slim 先進国債権 ; 3% / 2%
  • eMAXIS Slim バランス ; 14% / 10%
  • eMAXIS Slim 新興国株式 ; 31% / 34%
  • eMAXIS Slim 全世界株式(日本除く) ; 18% / 22%
  • eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) ; 34% / 32%
9月末時点の運用実績
  • 個別銘柄; +0.08%(前月末比)
  • インデックス投資;+13.98%(開始来)
  • iDeCo;+26.58%(開始来)
  • 金積立;+21.02%(開始来)

個別口座は長く保有していたグロース銘柄の決算発表を受け、当初予定していたシナリオを大きく下回ったため損切りを行いました。代わりに下落局面で新たに1銘柄ずっと狙っていた銘柄を購入しました。

長期積立口座では米国株調整の影響を受け、前月からは4%近くマイナスとなる結果でした。どの時間軸でも調整局面は常にあるので全く問題にはしていません。

特別大きな急落もなかったためスポット購入も行いませんでした。正直どうせ下がるなら急落して安くなったところをスポットで購入したいくらいです。

10月の投資戦術【日本株の投資環境は整いつつあるが…】

10月の投資戦術としては;

  • 個別口座;
    政府としてPBR問題を再確認。超低位で放置される高配当地銀はまだ上昇予知ありか?
  • インデックス口座;
    米国株も調整局面。金融引き締めの長期化観測により調整も長期化を覚悟。

先日、ニューヨークの経済クラブで岸田首相が講演を行いました。日本株のPRを行うとともにPBR1倍問題についても言及しています。

今年の年初からPBR1倍以下の割安バリュー株を中心に広く買われてきましたが、これを受け今後もまだ続く可能性があります。

そして10月からは個人投資家に人気のある2大ネット証券会社“SBI証券“と“楽天証券“の手数料がいよいよ無料化になります。日本株を“買い“やすい環境は整いつつあります。

【個別株投資】においては、一部保有株の整理を現在おこなっております。購入時に計画していたシナリオが決算発表で良くない方向へズレが生じた銘柄の利確や損切りを進めています。

また、前途した通り国としてPBR1倍問題には本腰を入れていることを再認識しました。特に地銀はPBRが低いのが目立ちます。

株探より引用

上図のようにPBR0.5倍どころか0.25倍以下がゴロゴロと残っているのが現状です。配当利回りも3%代後半と比較的高配当銘柄が多いのも特徴です。大手メガバンクだけでなく地銀もやや株価は上昇していますが、以前の推移から考えるとまだまだ低位であることには変わりなく今後の上昇予定はありそうです。

これらのPBR低位銘柄はまだ上昇余地があることから年末にかけて日本の株価はやや楽観視していますが、対岸の米国次第ではこのまま調整が長引くことも予期しておかなければなりません。

【インデックス投資】においては、特に動くことはなく淡々と決めた金額を積み立てるだけになることでしょう。

S&P500(日足)チャート 株探より引用

S&P500指数は8月をピークに調整局面が続いています。4320ポイント付近の指示線もあっさりと割り込んでしまいました。先日のFOMCの通り金融引き締めの長期化が予想されており、それと比例してS&P500指数の調整も長期化する可能性があります。

どの時間軸においても調整は必然であるため、長期投資の最中では特に気にすることなく積み立てていくことに変わりはありません。

長く続く調整もしっかりと割り切ることが重要です。

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