2023年11月の運用実績と12月の投資戦術【新NISAの主役はグロース銘柄か?】

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この記事ではFIREに向けて突き進む投資歴約20年の30代後半サラリーマンの

  • 11月の株式市況
  • 11月の運用実績
  • 12月の投資戦術

について述べていきます。著者の簡単なプロフィールはこちらです

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11月の株式市況

11月の日本の株式指数は対前月末比下表の通りとなりました。

株価(10月31日)株価(11月30日)対前月末比
日経平均株価30,858.8533,161.07+2,302.22
TOPIX2,253.722,374.93+121.21
グロース指数648.36716.65+68.29

11月の米国CPIでは予想以上の数字が出たことから、FRBが利上げ停止継続を行い株価上昇の号砲となりました。その勢いも日本株式市場に伝わり全指数ともに大幅上昇しました。

しばらく調整が続いていた日経平均株価は再度上値突破を試み揉み合う中で12月相場入りとなっています。

日経平均株価(日足)チャート 株探より

そして先月大きく売り込まれたグロース指数も大きな下髭を付けてから勢いよく回復を開始し大底を打ったかのように見えます。

グロース指数(日足)チャート 株探より
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11月の運用実績

私のポートフォリオは現在、個別銘柄投資と長期積立投資と口座を分けて運用をしています。

それでは11月の証券口座への入金実績は下記の通りとなります;

11月の長期口座への入金額
  • インデックス口座;22.5万円(定額積立)
  • iDeCo口座;2.3万円
  • 金積立;1万円
  • 高配当株用積立;2万円
インデックス口座 保有比率/投資比率(11月末日現在総合)
  • eMAXIS Slim 先進国債権 ; 3% / 2%
  • eMAXIS Slim バランス ; 13% / 10%
  • eMAXIS Slim 新興国株式 ; 31% / 34%
  • eMAXIS Slim 全世界株式(日本除く) ; 19% / 22%
  • eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) ; 34% / 32%
11月末時点の運用実績
  • 個別銘柄; +9.42%(前月末比)
  • インデックス投資;+17.36%(開始来)
  • iDeCo;+29.27%(開始来)
  • 金積立;+29.31%(開始来)

先月は個別、インデックス積立口座ともに資産を大きく減らしてしまいましたが、11月は10月分を取り戻したような結果となりました。

このような一時的な上下は頻発することなので慌てず狼狽売りをしてはいけない。と改めて実感するような10-11月相場でした。

12月の投資戦術【新NISAの主役はグロース銘柄か?】

12月の投資戦術としては;

  • 個別口座;
    グロース銘柄を更に買い増し
  • インデックス口座;
    新NISAに向けて守りから攻めへ株式指数を主体とした積立構成に変更

【個別株投資】においては、11月は想定していた以上に良い相場環境だったため買いのチャンスが少なくグロース銘柄を予定していた枚数集めることができませんでした。今後一部調整する場面があれば積極的に買い増す予定です。

正直、年明けの新NISA成長枠が生まれたタイミングで購入したいのですが、同様に考えている投資家が多くいると考えられます。その影響から年明け以降は個人投資家による買いが増え、しばし上昇局面になるのでは?と考えており、買えるタイミングで買うという判断になっています。

グロース指数(日足)チャート 株探より

グロース指数の日足チャートを見ても短期的には下落トレンドは終了したように見えますが一応は油断禁物です。

しかし、コロナショック後の高値から半値程度まで下落したグロース指数は上昇余地は他と比べ物凄くあります。最近になってグロースシフトという言葉が多く出始めており資金が一気に集まれば20%、30%程度の上昇ではなくもっと大きな上昇相場が来るのではないかと考えています。

『山高ければ谷深し、谷深ければ山高し』という言葉の通りであれば期待せずにはいられません。今後も要注目です!

【インデックス投資】においては、12月を以って従来の投資先を変更することに決めました。

これまで保守的に先進国債権やバランス型のインデックスファンドを購入していましたが、新NISAに向け1月からはより攻めに転じた株式指数のみで挑んでいくことにします!

投資比率については次月のブログ記事にて掲載していきますが、基本的には夫婦のつみたて投資枠はそれぞれ満額使い、足りない分は一部成長投資枠でも積み立てていくことにします。(月の積立は23万円で設定予定)

問題は従来の特定口座枠で積立をしていた口座を毎年一部ずつ成長枠へ振り分けていくかどうかです。振り分けるにしても売却(利確)することになり20%もの課税対象となり金額もなかなかのものになります。

いつ売却しても課税になるので早く移動することが正しいのかと思いますが、成長枠ではIPOを狙った個別などにも枠を残しておきたいのが本音です。

今回の新NISA、投資額拡充はまさに神がかりの大改正で非常に嬉しいことには変わりはありませんが、投資額が増えれば増えるほど枠はまだまだ足りず、もっと増やして欲しいところです。

これが現実的でわがままも言っても仕方ないのですが、12月は新NISAに向けた積立設定など忙しくなりそうです。

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