この記事ではFIREに向けて突き進む投資歴約20年の30代後半サラリーマンの
- 6月の株式市況
- 7月の運用実績
- 7月の投資戦術
について述べていきます。著者の簡単なプロフィールはこちらです。
6月の株式市況
6月の日本の株式指数は対前月末比下表の通りとなりました。
株価(5月31日) | 株価(6月30日) | 対前月末比 | |
---|---|---|---|
日経平均株価 | 30,785.98 | 33,189.04 | +2,403.06 |
TOPIX | 2,130.63 | 2,288.60 | +157.97 |
マザーズ指数 | 748,06 | 815.97 | +67.91 |
6月の日本株式市場は5月に引き続き海外からの多額の資金が流入しバブル後の最高値を更新し続けました。日経平均株価は対前月比では2,400円以上も上昇するなど非常に強い動きを維持しています。
そしてこれまでは大口銘柄中心の株高が印象的でしたが、徐々に小型株・グロース株にも資金が入り始めたのではないかと思います。(まだまだメインは大型株ですが…)
6月の運用実績
私のポートフォリオは現在、個別銘柄投資と長期積立投資と口座を分けて運用をしています。
それでは6月の証券口座への入金実績は下記の通りとなります;
- インデックス口座;22.5万円(定額積立)
- iDeCo口座;2.3万円
- 金積立;1万円
- 高配当株用積立(買付なし);2万円
- eMAXIS Slim 先進国債権 ; 3% / 2%
- eMAXIS Slim バランス ; 17% / 10%
- eMAXIS Slim 新興国株式 ; 30% / 35%
- eMAXIS Slim 全世界株式(日本除く) ; 17% / 22%
- eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) ; 33% / 31%
- 個別銘柄;+3.85%(前月末比)
- インデックス投資;+15.80%(開始来)
- iDeCo;+27.14%(開始来)
- 金積立;+22.21%(開始来)
日本の株高の恩恵を受け、今月も個別は前月比4%近く上昇し、年初来でも20%以上資産が増加しました。
そして、しばらく我慢をし続けていたインデックス口座の資産が爆発的に増加しました。低迷期から回復期にかけては資産が大きく上昇するので複利の力を存分に感じることができます。
インデックス口座に関しては日本株は一才関係していないため一時的にはまだまだ上昇の余地はありそうです。

7月の投資戦術【海外勢はついに売り越しに!信用買い残増加で要注意!】
7月の投資戦術としては;
- 個別口座;
1. 調整に入った割安高配当銘柄を狙う。
2. 好業績グロース銘柄を狙う。ただし無理はしない。 - インデックス口座;
引き続き出遅れ感のある新興国株式に資金を集める。
【個別株投資】においては、7月は要警戒でそろそろ調整に入るのではないかと見ています。
5月、6月に利確を進め、ここ最近では最も現金比率が高くなっております。7月は上昇しても良し、調整しても買うチャンスがありと精神的には余裕は出てきます。
指標を見てみると、海外勢はようやく売り越しに転じてきており個人が大きく買い越し、さらに信用買い残が増加するという下げやすい環境になっています。正直今から買いに向かうには勇気が必要でしばらくは様子見になるでしょう。

日経平均株価はかなり上昇しましたが、マザーズ市場はまだまだ回復し始めた段階です。上昇の余地は随分と残されており、今後はマザーズ市場に資金が入る可能性もあるので監視を続ける必要がありそうです。
【インデックス投資】はようやく複利の力が本領を発揮し順調に推移し始めています。今は米国株式を中心に含み益が大きくなっておりますが、今後は中国経済が復活し、インドなどの新興国株式も大きく上昇するサイクルがやってくることを想定し引き続き新興国株式を中心に投資比率を構成していく予定です。
どの国の市場にもサイクルがあり、今は日本の大型株に資金が流れているだけのこと。
次にどの市場に資金が流れるかは不透明であり、いつかは米国にも再び資金が入ります。それに備え投資比率をリバランスしていくこともが重要になると考えています。