この記事ではFIREに向けて突き進む投資歴約20年の30代後半サラリーマンの
- 5月の株式市況
- 5月の運用実績
- 6月の投資戦術
について述べていきます。著者の簡単なプロフィールはこちらです。
5月の株式市況
5月の日本の株式指数は対前月末比下表の通りとなりました。
株価(4月30日) | 株価(5月31日) | 対前月末比 | |
---|---|---|---|
日経平均株価 | 28,856.44 | 30,785.98 | +1,929.54 |
TOPIX | 2,057.48 | 2,130.63 | +73.15 |
マザーズ指数 | 745.24 | 748.06 | +2.82 |
5月の日本株式市場は海外からの多額の資金が流入しバブル後の最高値をあっという間に更新し、その後も上昇を続けています。
その中でも日経平均を牽引する大型株に資金が集まり対前月末比で2,000円近く上昇しました。一方でマザーズ市場などのグロース株は日本株上昇の勢いに乗れずほぼ横ばいで終わる結果となりました。
5月の運用実績
私のポートフォリオは現在、個別銘柄投資と長期積立投資と口座を分けて運用をしています。
個別用口座には2020年4月以降は一切入金をしておりません。先月の長期積立口座への入金額は下記の通りとなりました。
- インデックス口座;22.5万円(定額積立)
- iDeCo口座;2.3万円
- 金積立;1万円
- 高配当株用積立(買付なし);2万円
- eMAXIS Slim 先進国債権 ; 4%
- eMAXIS Slim バランス ; 15%
- eMAXIS Slim 新興国株式 ; 31%
- eMAXIS Slim 全世界株式(日本除く) ; 17%
- eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) ; 33%
- 個別銘柄;+8.32%(前月末比)
- インデックス投資;+8.88%(開始来)
- iDeCo;+20.82%(開始来)
- 金積立;+22.39%(開始来)
好調な日本株式市場の恩恵を受け、個別銘柄は順調に推移しました。一部のグロース銘柄は不調な状況が続いていますが、全部が上がるということはないので、それも相場として受け入れています。
また、少しずつ利確を進め、キャッシュポジションは増えてきています。次の買い場に備え、ここからは上下どちらに動いても大丈夫な状況を作っていきたいところです。
インデックス積立投資は米国株が上昇に転じたことにより一気に利益が膨らみました。この先しばらくはスポット買いをする機会はなさそうです。
そして高配当株用の運用資金を確保すべく月2万円を積み立てていますが、上昇相場では高配当株を買う機会はなかなかやって来ず、しばらくは買付資金を貯めて購入時期を待つことにします。

6月の投資戦術【日経平均はバブル後の未知の領域へ!海外勢の買い越しはいつまで続く?】
6月の投資戦術としては;
- 個別口座;
1. 海外勢が売りに転じることを想定した利確。
2. 成長が期待できるグロース株の物色。 - インデックス口座;
米国株が上昇ムードになれば米国株式から新興国株式へ資金投入比率を移動。
【個別株投資】においては、5月は予想に反して強く、海外勢の勢いは増すばかりでした。海外勢も永遠に買い続けることはなく、いつかはやって来る売りに対しての備えが必要になります。
既に利確は進めていますが、大型銘柄を中心にさらに利確を進めていく予定です。
日経平均株価はバブル後の高値を更新し、バブル後の未知の高値圏に達しています。上値抵抗線はバブルを考慮しなければ存在しないわけで上昇予知は無限です。
一方で完全に見放されたグロース株にも注目していこうかと考えています。
- 連続で売上高を更新している銘柄
- EPSが伸び続けている銘柄
この辺りを中心に探していきたいです。

見放されたマザーズ指数は未だに800ポイントにすら回復しておらず、コロナ前の水準には遠く届いていません。そろそろ資金が流れてきても良い頃ではないかと期待はしたくなりますが。。。
【インデックス投資】はオルカンやS&P500指数など、米国株中心に好調に推移しており、しばらく順調に進むのではないかと考えています。
一方で波に乗れていない新興国株式はまだ安値圏で推移しており米国株よりも多くの口数を購入することが可能です。長期積立投資では安いところを多めに買うリバランスが効果を発揮するだけにしばらくは“新興国株式“>“米国株式“の構図で資金を投入していく予定です。