この記事ではFIREに向けて突き進む投資歴約20年の30代後半サラリーマンの
- 7月の株式市況
- 7月の運用実績
- 8月の投資戦術
について述べていきます。著者の簡単なプロフィールはこちらです。
7月の株式市況
7月の日本の株式指数は対前月末比下表の通りとなりました。
株価(6月30日) | 株価(7月31日) | 対前月末比 | |
---|---|---|---|
日経平均株価 | 33,189.04 | 33,172.22 | -16.82 |
TOPIX | 2,288.60 | 2,322.56 | +33.96 |
マザーズ指数 | 815.97 | 777.32 | -38.65 |
日経平均株価は6月19日をピークに揉み合いが続いています。マザーズ指数は特に低迷しており日本株は全体的に調整モードに突入したようです。マザーズ銘柄は特に心配です。
月末には日銀がYCC(イールドカーブコントロール)の修正に踏み切り、長期金利の上限は0.5%は目処とし、1%を事実上の上限としました。これにより日本株価は大幅下落(一部銀行株は急騰)し、今後どのように推移するのか要注意です。
一方で海外を見ると、中国株式の不透明性が浮き彫りになり海外投資家の中国離れが加速し、日本株へ資金が流入しているとも報じられています。
米国株価は堅調に推移し、NYダウは13連騰と36年ぶりの連騰を記録しました。
7月の運用実績
私のポートフォリオは現在、個別銘柄投資と長期積立投資と口座を分けて運用をしています。
それでは6月の証券口座への入金実績は下記の通りとなります;
- インデックス口座;22.5万円(定額積立)
- iDeCo口座;2.3万円
- 金積立;1万円
- 高配当株用積立;2万円(積立分より12万円分購入)
- eMAXIS Slim 先進国債権 ; 3% / 2%
- eMAXIS Slim バランス ; 14% / 10%
- eMAXIS Slim 新興国株式 ; 32% / 34%
- eMAXIS Slim 全世界株式(日本除く) ; 18% / 22%
- eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) ; 33% / 32%
- 個別銘柄;-2.98%(前月末比)
- インデックス投資;+16.68%(開始来)
- iDeCo;+26.28%(開始来)
- 金積立;+22.35%(開始来)
個別投資は6月に大半を利確したこともあり、市場調整の影響は限定的でした。しかし、グロースを中心に保有していたこともあり一部銘柄では下落率は大きくなってしまいました。
そして先月の投資戦術で記述した通り、調整に入った高配当株を1つ拾うことができました。今後は長期的なスパンで育ってくれることを祈るばかりです。
インデックス投資は特に大きな変動はありません。投資比率の高い新興国株式が今少しずつ話題になっていますが、新興国株式には中国株式の構成比率もそれなりに大きく心配の種ではあります。

8月の投資戦術【無理な買いは要注意!高値掴みは回避しよう!】
8月の投資戦術としては;
- 個別口座;
監視銘柄は事前に決めた株価まで下落しない限り無理に買わない。 - インデックス口座;
大きな世界的な変化がない限り今の構成比率を厳守し愚直に積み立てる。
【個別株投資】においては、“無理に買わない“を肝に銘じて8月を乗り越えたいところです。7月に調整モードに突入した日本株はしばらくボックス圏で推移すると考えています。
無理して購入し高値掴みをすることだけは避けなければなりません。
時間さえあれば買うチャンスはいくらでもやって来るという基本を忘れないよう対応していきたいです。
【インデックス投資】においては、新興国株式に少しずつ注目が集まり出しています。この2,3年間は新興国株式への投資比率を上げてきましたが、もうしばらく継続する予定です。
年後半に向けて積立額や投資構成商品に変化を加えることは考えていませんが、新NISAへの対応は考えていく必要があります。
現在は個別口座、インデックス口座と証券会社を分けて運用していますが、1つにまとめる必要があります。私と妻の口座をフル活用した運用方法もそろそろ考えて行かなければなりません。
長期積立投資においては“継続は力なり“がマスト条件であり、今後も決めた額を愚直に積み立てていくだけです。