4月の運用結果と5月の投資戦術 〜現実と期待の狭間で〜

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この記事ではFIREに向けて突き進む投資歴約20年の30代後半サラリーマンの

  • 4月の株式市況
  • 4月の運用結果
  • 5月の投資戦術

について述べていきます。簡単なプロフィールはこちらです

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4月の株式市況

4月の日本の株式指数は対前月末比下表の通りとなりました。

株価(3月31日)株価(4月30日)対前月末比
日経平均株価27,763.9626,847.90-916.06
TOPIX1,946.401,899.62-46.78
マザーズ指数790.30694.41-95.89

4月になってもウクライナ情勢は一向に好転せず、年単位での長期化が予想されるようになりました。

当然世界経済にもジワジワと悪影響が及んできます。

円安も一段と加速し、135円付近まで下がるのではないかという予想も出始めています。

更に米国ではGDPの伸び率鈍化やGAFAMなどの成長勢い鈍化と良くないニュースが飛び交っています。

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4月の運用結果

私のポートフォリオは現在、個別銘柄投資と長期積立投資とを分けて運用をしています。

個別用口座には2020年の4月以降は一切入金をしておらず、長期積立口座には4月は下記の通り資金を投入しています。

4月の長期口座への入金額
  • インデックス口座;22.5万円(定額積立)
  • iDeCo口座;2.3万円
  • 金積立;1万円
  • 定期積立預金(現金) ;2万円

4月は全体的には下げ相場となりましたが、連続する急落などは無かった為、スポット買いは行わず通常通りの定期積立のみとなりました。

インデックス投資構成比率(4月末日現在総合)
  • eMAXIS Slim 先進国債権 ; 5%
  • eMAXIS Slim バランス ; 16%
  • eMAXIS Slim 新興国株式 ; 34%
  • eMAXIS Slim 全世界株式(日本除く) ; 10%
  • eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) ; 35%

先月申し込んだ三井住友ゴールドNLカードを取得し、米国株式は楽天証券口座からSBI証券口座での買付に変更しました。

それでは4月の運用実績は;

4月末時点の運用実績
  • 個別銘柄;-4.26%(前月末比)
  • インデックス投資;+4.32%(開始来)
  • iDeCo;+18.19%(開始来)
  • 金積立;+18.52%(開始来)

先月の投資戦術でも記載したシナリオ(4月末までの上昇予想)が大きく外れてしまいました。

5月は通常売られやすくなるため、ある程度上昇した時点で利確をする予定でしたが、売り時を逃し証券口座内での現金保有率が低下している状態で5月を迎えることになります。

日米ともにグロース関連が弱くなっていることから引き続き慎重な対応が求められます。

5月の投資戦術

5月の投資戦術としては;

  • 個別口座;グロース銘柄は保有し、大型銘柄は利確タイミングを模索する。
  • インデックス口座;米国指数が続けて荒れるようなことが起きればスポットでの買付を躊躇なく行う。

5月の日本株式市場では企業の決算が続きます。基本グロース銘柄は成長率が鈍化しない限りは長期保有のスタンスを変える予定はありません。

しかし、5月はSell in May の投資格言がある通り売られやすい時期となります。

本来であれば下げたところを拾うための資金が必要なのですが、4月で利確のタイミングを完全に逃してしまったため、下げたところで拾うという戦略は成り立ちません。

強烈な下げがない限り新たに資金を追加する予定もありません。

自分ルール上での現金保有率が非常に少ない中、大型銘柄はある程度の値で利確する予定です。

また4月末になり米国市場ではやや不安定な動きが目立つようになりました。

主要指数も急激な落ち込みが見受けられ、今後一段と下げる局面があれば長期口座(インデックス口座)でのスポット購入を行う予定です。

4月の上昇というシナリオが外れた今、元々悲観していた5月ですが、どことなく天邪鬼での期待もあります。

ただ楽観した空想に流されることなく、慎重に対応しながらも現実をしっかり見ていく必要があります。

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