この記事ではFIREに向けて突き進む投資歴約20年のサラリーマンの
- 12月と2021年の株式市況
- 12月の運用結果
- 1月の投資戦術
について述べていきます。簡単なプロフィールはこちらです。
12月の株式市況
12月の日本の株式指数は対前月末比下表の通りとなりました。
株価(11月30日) | 株価(12月31日) | 対前月末比 | |
---|---|---|---|
日経平均株価 | 27,819.14 | 28,791.71 | +972.57 |
TOPIX | 1,928.35 | 1,992.33 | +63.98 |
マザーズ指数 | 1,070.99 | 987.94 | -83.04 |
12月の日本株式市場は日経平均、TOPIX共に上昇するもマザーズ指数は大きく下げる展開となりました。
11月にオミクロン株が出現し、不安定な相場を経て下値を固めている様相となっています。
しかし、海外勢の日本市場離れが続き6週連続で海外勢の売り越しがありました。その間の売り越し額は1兆円を超えています。
最大の要因は株高に逆行する政策を検討する日本政府にあります。今後の株価は官民一体となって上げていく姿勢を見せることができるかどうかにかかっているといっても過言ではありません。
2021年末の日本の株式指数は対前年末比下表の通りとなりました。
株価 2020年末 | 株価 2021年末 | 対前年末比 | |
---|---|---|---|
日経平均株価 | 26,664.60 | 28,791.71 | +2,127.11 |
TOPIX | 1,804.68 | 1,992.33 | +187.65 |
マザーズ指数 | 1,196.49 | 987.94 | -208.55 |
2021年の日経平均は32年ぶりの高値を記録しました。
しかし、世界を見渡すと2021年は米国を中心に株価は大きく上昇しており日本株が置いていかれた印象が強いのではないかと思われます。

2022年は新興国を中心としたインフレや利上げなどどのような相場が待っているのでしょうか?
12月の運用結果
私のポートフォリオは現在、個別銘柄投資と長期積立投資とを分けて運用をしています。
個別用口座には2020年の4月以降は一切入金をしておらず、長期積立口座には毎月下記の通り資金を投入しています。
- インデックス口座;19万円(定額積立)
- iDeCo口座;2.3万円
- 金積立;1万円
- 定期積立預金(現金) ;2万円
主力であるインデックス積立口座には新興国株式に比重を置く配分は継続しています。
- eMAXIS Slim 先進国債権 ; 6%
- eMAXIS Slim バランス ; 16%
- eMAXIS Slim 新興国株式 ; 38%
- eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) ; 40%
S&P500が強く、新興国は復調の兆しが見えてきません。
それでは12月の運用実績は;
- 個別銘柄;+3.38%(前月末比)
- インデックス投資;+8.95%(開始来)
- iDeCo;+21.70%(開始来)
- 金積立;+2.08%(開始来)
12月はボラティリティが高い中、何とか全項目でプラスで引ける事ができました。

2021年の年間を通しても個別口座は+5.21%と僅かではありますがプラスで終わりました。しかし実際の感覚では資産を減らしてしまっているかのような手応えで決して良かったと思える1年ではありませんでした。
1月の投資戦術
1月の投資戦術としては;
- 数倍になる見込みのない銘柄は処分。
- 業績相場を信じ2021年よく売られたDX銘柄などを監視。
- インデックス投資は投入額を月22.5万円(iDeCo除く)へ増やし、全世界株(日本除く)への投資も始める。
1月は基本的には様子見です。
現在、マザーズ指数はダウントレンドが1年以上も続いており、レンジ内を上下に推移しながら下げています。しかし、業績は良いがつられて売られた銘柄はいくつも存在します。
コロナショック後に割高になった株価は元に戻りつつあり、このダウントレンドもいつかは終わりが来ます。その中で反転した際にすぐに動けるよう対照銘柄を絞る必要があります。
長期口座に関しては余剰資金なども全力で注ぎ込み目標額まで淡々と積み増すのみです。
2022年は今年以上に投資が難しい局面がやってくるのではないかと思います。しっかりと買う理由、売る理由を事前に決めて自分ルールを守っていくことが生き残るために重要になります。
2022年、皆様にとっても素敵な年になりますように。
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