義務教育で始まった金融教育。ここでは小・中学生向けにお金とは?からお金についての基礎を勉強しました。
次のステップ(高校生向けの金融教育)としてお金を得る方法やお金を運用する大切さとリスク、お金との向き合い方を解説していきます。
お金を得る方法は主に3つあります。
日本では会社員として働く人が大半を占めます。2021年時点での雇用者数は年平均で約5973万人いて就業者に占める雇用者(会社員)の割合は89.6%にのぼります。(厚生労働省調べ)
これは日本人で働いている人の10人のうち9人が会社員・サラリーマンとして誰かに雇われて働いていることを表します。

今回は今後大人になってどのような働き方やお金の稼ぎ方があるのかを説明・解説していきます。
将来の夢を追って自由な生活をしていくためにも一度考えてみてはいかがでしょうか?
お金を得る3つの方法
働き方を考える前にお金を得る3つの方法は何かを説明していきます。
- 会社に勤めて給料を得る
- 自分で会社を立ち上げ稼ぐ
- 資産を運用し配当金などを得る
主にこの3種類になります。
それではそれぞれ詳しく説明していきます。
会社に勤めて給料を得る、給与所得
前に説明した通り、日本人の大半が会社に勤めて毎月お給料を得ています。
日本人多くの頭の中には高校・大学を卒業して会社に勤めるというのが一般的になっているはずです。
ではなぜほとんどの人が会社員を選ぶのでしょうか?
おそらく、毎月安定的に給料を得て、年に数回ボーナスを得ることができリスクがほとんど無いと思っているからではないでしょうか?
確かに会社員は毎月決まった日にお給料を得ることができます。

安定といえば安定していますが、会社が大きく儲かっても自分に入る給料に変化はありません。逆に会社が儲からなくなった場合も安定して給料は貰えますが、会社がつぶれてしまうと職を失うというリスクがあります。
実際にこれまでの歴史上、誰もが憧れるような大企業が何社もつぶれてきています。絶対大丈夫というのは存在せず、倒産するのではないかというリスクは少なからず常にあります。
また、やりたくない仕事も時にはやらなければなりません。会社で雇ってもらいお給料をもらっている以上、会社のルールで働かなければなりません。これが会社員です。
専門職である医師や教師、プロスポーツ選手などの専門職もいわば従業員として同様の分類に属します。
会社を作って自分で稼ぐ
2つ目の方法が自分で会社を設立(起業)し事業所得を得るという方法です。
これは自分の得意とするものやアイデアを利用し個人やチームで会社を設立しモノやサービスを売っていきます。
当然ながら最初から上手くいく保証はありません。会社を作るというのはそれなりに専門の知識も必要となります。(そこまで難しくはありません)
場合によっては初期費用に多額のお金が必要となります。そしてすぐに成功するわけでもありません。失敗するリスクが大きいのは事実です。
しかし、大きく成功した時は儲けのほとんどを得ることができ、会社員と比べ多額の収入を短期間で得ることが可能です。
最近ではYouTuberなども多く活躍しており、個人でYouTubeを始めているYouTuberなどはここに分類されます。(YouTuberでも会社に属している人もいれば個人で稼いている人もいます)
資産を運用し配当金などを得る
3つ目の方法は投資による配当金など(インカムゲイン)です。
インカムゲインとは、株式や債券、不動産などの資産を保有することによって得られる収益のことです。
例えば、株式では配当金、債券では利子、不動産では賃貸することにより得られる家賃収入がインカムゲインとなります。
個人が働くわけでもなく、会社を作るわけでもありません。資産を運用することによって定期的に収入を得る方法です。
しかし、インカムゲインで生きていくための金額を投資するにはかなりまとまった資金が必要となります。
いきなりインカムゲインだけで生活をしていくことは不可能です。
投資はギャンブルではありません。長い期間コツコツと積み重ねていった結果、まとまった額のインカムゲインを得ることができるのです。

まとめ お金を知ることが自由への一歩
今回はお金を得る・稼ぐための方法を3つ説明しました。
当面は自分の夢ややりたいことを目標に頑張ってください。
しかし、その中でいろいろ考え方や目標が変わることがあります。
最終的にはお金を稼がないと満足な生活を送ることはできません。
どんな事も継続して地道にコツコツと頑張っていけば必ずどんな形であれ成果は表れます。
3つ目の方法である資産を運用し配当金などを得る方法は奥が深く専門的な用語も出てきます。
今後は株式・債権・不動産などの投資・資産運用について1つずつ細かく説明や解説をしていきます。
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