義務教育で始まった金融教育。ここでは小学生向けにお金とは?から始めるお金についての基礎を説明していきます。
みんなが持っているお金はどこで作られ、どのようにこの世の中にりゅうつうしているのでしょうか。
お金はどこで作られる?

お金には紙幣と硬貨(小銭)がありますね。
それぞれどこで作られているか分かりますか?

銀行で作られているんじゃないの?

正解!と言いたいところだけど、せいかくには少しちがうかな?
お札とこうかとでは作られている場所はことなります。
お札は正式には日本銀行券と呼ばれ、国立いんさつ局でいんさつされています。その後、国立いんさつ局から日本銀行へ運ばれて日本銀行から発行されます。

こうかはぞうへい局で作られ政府へわたります。その後、政府から発行され日本銀行へ運ばれます。
最終的に日本銀行からこの世の中へりゅうつうされます。
日本銀行とはどんな銀行?

みなさんは日本銀行はどういう銀行か知っていますか?

日本にあるから日本銀行じゃないの?
町中にあるような。

日本銀行は町中にあるような銀行とは少しちがい、みんなのお金を預かったりすることはできません。

じゃあ、何のためにあるの?

それでは日本銀行の役割について説明するね。
日本銀行の役割はおもに3つあります。
- 紙へいの発行
- 政府の銀行
- 銀行の銀行
- 紙へいの発行
これは先ほど説明したように日本銀行は紙へい(お札)を発行しています。
お札を作れるのは日本銀行だけです。こうかは政府(国)が発行しています。
2. 政府の銀行
政府が集めた税金などを預かり管理しています。
この税金から学校や道路、市役所で働く人たち(公務員)へのきゅうりょうが支払われています。
詳しくは▷税金って何? 税金の種類と役割~みんなの生活のためのお金~ 小中学生向けお金の勉強 11
3. 銀行の銀行
町の中にある銀行から預金の一部を預かったり貸し出したりしています。

このように日本銀行は特別な銀行なんだよ。
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