義務教育で始まった金融教育。それでも中学生、高校生から勉強したのでは遅いのではないかと思います。ここでは小学生向けにお金とは?から始めるお金についての基礎を説明していきます。
小学生のうちに知っておきたいお金の知識を一緒に勉強していきましょう。
今回のテーマは街中にある銀行の役割について。
前の記事では日本銀行の役割について、お金はどこで作られる?にて詳しく説明しました。
街中にある銀行は日本銀行とは違う役割をしています。
それでは日本銀行と街中にある銀行とではどのように違うのか学んでいきましょう。
銀行の役割 預金と貸出と為替

前回、お金をあずけるというテーマで銀行の役割である預金について説明しました。
預金以外に銀行はあと2つ重要な役割を持っています。

お金を借りる、だね。
前回のテーマの最後に少し話をしたのを覚えているよ。

おっ!良く覚えていたね。
あと1つ役割があるけどあまりなじみがないので順番に説明していくね。
銀行の主な役割としては3つあります。
- 預金
- 貸出
- 為替
預金は銀行にお金を預けること。
貸出はお金を必要としている人にお金を貸し出すこと。
最後の為替は口座にお金を振り込んだり引き落としたりする作業を言います。お金を送ること(送金・振り込み)も為替に分類されます。

預金と貸出は名前の通り預けることと借りること。
為替についてはもう少し詳しく説明していくね。
為替業務とは?日々の生活にとって大切なお仕事
日々、スーパーやインターネットでクレジットカードでお金を払っている場合、指定の銀行口座から使った分のお金が引き落とされます。

クレジットカードを使わなくても、ふだんの習い事などの月謝として銀行から毎月決まった日にお金が引き落とされたりします。
この業務を為替といいます。
その他にも、毎月お仕事で働いた給料を受け取る時には銀行へ振り込まれます。この業務も銀行の大切なお仕事です。

そしてお金を送ることも重要な業務です。この銀行の業務のおかげで遠く離れた場所にいる相手にお金を送ることができます。
世の中には○○銀行など数多くの銀行が存在していますが、違う銀行へも問題なくお金を送ることが可能です。
これはどの銀行も日本銀行の口座を持っており、日本銀行の口座を通して銀行間で取引が行われているからです。

銀行のお仕事ってすごいんだね。

そうだよ。
銀行のおかげでいろいろ便利になっているんだよ。
改めて日本銀行の役割がわかるよね。
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