2月の運用実績と3月の投資戦術【バリュー株シフトと新興国株式への強気買付】

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この記事ではFIREに向けて突き進む投資歴約20年の30代後半サラリーマンの

  • 2月の株式市況
  • 2月の運用実績
  • 3月の投資戦術

について述べていきます。著者の簡単なプロフィールはこちらです

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2月の株式市況

2月の日本の株式指数は対前月末比下表の通りとなりました。

株価(1月31日)株価(2月28日)対前月末比
日経平均株価27,302.2227,445.56+143.34
TOPIX1,975.271,993.28+18.01
マザーズ指数775.93748.68-27.25

2月の値動きは大きく乱れることなくマザーズ指数のみ僅かに下落しました。

この数ヶ月、日本の株価はボックス圏で推移していますが、今年に入ってからは上値を目指す展開が続き、底堅い印象があります。

一方米国株は日本市場と同様にボックス圏で推移していますが、金利上昇圧力が収まらず日本市場よりも元気がないようにみえます。

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2月の運用実績

私のポートフォリオは現在、個別銘柄投資と長期積立投資と口座を分けて運用をしています。

個別用口座には2020年4月以降は一切入金をしておりません。先月の長期積立口座への入金額は下記の通りとなりました。

2月の長期口座への入金額
  • インデックス口座;22.5万円(定額積立)
  • iDeCo口座;2.3万円
  • 金積立;1万円
インデックス投資構成比率(2月末日現在総合)
  • eMAXIS Slim 先進国債権 ; 4%
  • eMAXIS Slim バランス ; 16%
  • eMAXIS Slim 新興国株式 ; 32%
  • eMAXIS Slim 全世界株式(日本除く) ; 16%
  • eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) ; 32%
2月末時点の運用実績
  • 個別銘柄;+0.43%(前月末比)
  • インデックス投資;+3.20%(開始来)
  • iDeCo;+16.63%(開始来)
  • 金積立;+11.83%(開始来)

個別株式は2月の決算シーズンでポートフォリオを大きく組み替えました。一部のグロース銘柄を処分し、一株利益【EPS】を重視した“今“一番業績が良く成長している企業を新たに複数銘柄購入しました。

組み替え後は、以前から所有する銘柄が冴えないのに対し、新たに購入した銘柄は順調に推移しています。

投資を初めて20年近く経ちますが、グロース銘柄を購入すると将来の期待値から利確や損切りのタイミングが非常に難しくなりますが、購入前に売却価格を予め決める“鉄の掟“を定めることで利益確保をしていくことが重要であると再認識しました。

インデックス積立投資は2月に入ってからは含み損になることなく順調に推移しています。積立口座内を個別で見ると、eMAXIS Slim新興国株式のみ含み損を抱えていますが、含み損も徐々に減ってきておりこの間に順調に口数を増やせています。

3月の投資戦術 バリュー株シフトと新興国株式への強気買付

3月の投資戦術としては;

  • 個別口座;
    引き続きポートフォリオの組み替えを行う。一株利益【EPS】の伸び率が良い銘柄かつPBRが低いバリュー株への移行。
  • インデックス口座;
    新興国株式の買付を強化。定期的な積立額はしばらくの間、新興国>米国を維持。本格的に新興国の株式が上がり始め、米国株が下落を開始するまでは継続予定。

【個別株投資】においては、日経平均株価がまだボックス圏で推移していることを忘れてはいけません。

しかし、これまでの流れでは上値抵抗線で簡単に跳ね返されていたのに対し、この数週間は粘っている感じがします。ひょっとしたら上抜けるのではないか?と期待したくなる動きです。

日経平均株価(週足)チャート;株探より引用

業種別では鉄鋼関連が強く、鉄鋼関連で集められた指数では5年ぶりの高値にまで達しています。また、大手企業で構成されるプライム市場では、市場再編時に定められた上場維必要な条件をクリアするために動きが活発になってきています。

PBRが0.5を下回る、いわゆるバリュー株などは買いが集まっています。また高配当株のバリュー株にも資金が流入しています。

こういう時は流れに乗って利益を得ていくのも一つです。

【インデックス投資】は米国の金利高の影響を受け厳しい状況が続く新興国株式への投資を引き続き強化していきます。新興国も米国もどの市場にも一定に好不調の波が繰り返しやってきます。投資で資産を増やすためにはどれだけ底値付近で多く買い付けることができるかがポイントになります。

いずれ米国も景気後退に入りしばらく株価が低迷し新興国株式が大きくアウトパフォームする時がやってきます。その時が来るまでは新興国株式に手厚く投資を行い、本格的に米国株が下落するタイミングで米国株式を増やしていく戦略です。

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