日本のメタバース関連企業6選!世界の巨大企業、続々と主戦場をメタバースへ!

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今、話題となっている仮想空間“メタバース“の開発競争が激しくなっています。

Facebook社が社名をメタに変更したことにより世界中で注目を浴び、この新市場は今後100兆円規模にもなると期待されています。

それではメタバースビジネスについてと今後躍進が期待できる日本のメタバース関連銘柄を6社紹介していきます。

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メタバースとは

メタバースとは;

  • メタ(meta・超越した)
  • ユニバース(universe・世界)

の合成語であり、現実世界と異なるインターネット上の三次元空間やサービスを表します。

この仮想空間では、利用者はアバターと呼ばれる自分の分身で参加・操作して、仮想空間内を自由に行動できます。また、世界中の他の参加者たちともコミュニケーションをとることもでき、この空間では1つの経済活動までもが生まれます。

これまでは主にオンラインゲームなどでメタバース的な仮想空間が繰り広げられていましたが、米Facebook社の本格的参入により一気に世界中に知れ渡ることになり、今まさに大きな進化を遂げようとしています。

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メタバースビジネス

インターネットの次の世界として一躍注目を浴びたメタバースにはこれまでインターネットや人工知能を制してきた巨大企業がこぞって次の主戦場として参入を表明しています。

2024年の市場規模は約90兆円に上るのではないかと見込まれています。

メタバースの開発競争にはメタ社(旧Facebook)以外にもマイクロソフトやエヌビディアなどの米巨大企業が取り組んでいますが、現実世界よりも広大な仮想空間の開発は簡単なものではありません。

出典元;日経新聞電子版

メタバースを制するものは次のGAFAMを超える存在になるとも言われています。

しかし開発には巨額な投資が必要です。メタ社は2021年だけで1兆円以上先行投資を行っています。

一言にメタバースと言っても、上表のように現実世界と同様に様々な産業が生まれます。

仮想空間の主な産業
  • 土地
  • 通貨
  • 衣類・アクセサリー
  • 広告
  • イベント
  • 娯楽・ゲーム
  • 家具など

各企業が得意とする分野でそれぞれ仮想空間内への進出を始めています。

出典元;日経新聞電子版

上表の通り世界を代表する企業が開発・投資を行い次のステージに目を向けています。

日本のメタバース関連企業 6選

日本にもメタバース関連企業は既に何社も存在しますが、独断で6社紹介させていただきます。

関連企業 6選
  1. グリー (3632)
  2. ソニーグループ (6758)
  3. シーズメン (3083)
  4. シャノン (3976)
  5. CRI・ミドルウェア (3698)
  6. エイベックス (7860)

① グリー (3632)

ソーシャルゲームで有名なグリーは2021年8月にメタバースへの本格参入を表明し、関連エンジニアを大量に確保するなど100億円以上の投資を行います。

子会社の“REALITY“が事業の中核を担っており、既に他社よりも一歩抜けた存在になっています。

② ソニーグループ (6758)

AV機器世界大手のソニーはゲームや音楽などメタバースとの相性は良く、仮想空間内でも幅広い分野で活躍することが予測されます。

企業の母体が大きなことも大きなアドバンテージです。

シーズメン (3083)

メタバース空間内でのアパレル事業を手掛けています。

アバターに着せる衣類などをメタバース空間内で販売します。

NFT (Non Fungible Token)、日本語直訳では(非代替性トークン)とも連携し、メタ関連銘柄として真っ先に市場で反応しました。

④ シャノン (3976)

子会社のジクウではバーチャル展示会を実現できるメタバース型バーチャルイベントサービス「ZIKU」の提供を開始。

利用者は3D空間を現実の展示会のように自由に歩き回ることができ、音声会話もすることができる。バーチャル空間は既に用意されており、簡単に3Dバーチャルイベントを開催することが可能。

時価総額も安く今後の伸び率を考えると大化けする可能性もある。

⑤ CRI・ミドルウェア (3698)

米ホロテック・スタジオズが提供するバーチャルアバター制作支援ツール”Animaze”に、同社の音声解析リップシンクミドルウェア”CRI LipSync”が標準搭載されたと発表。

“Animaze”はウェブカメラで読み取った表情や動きを即座にバーチャルアバターに反映するソフトで、今後の普及に貢献すると期待されている。

⑥ エイベックス (7860)

エイベックスの米国支社・Avex USAはバーチャルコンサート事業を手掛けるWaveXRへ出資を行う。

WaveXRが提供する“Wave“は、アーティストが仮想空間にデジタルアバターの姿で登場し、ライブを開催できるバーチャルコンサートプラットフォーム。

今回、ジャスティン・ビーバーがアバター姿でコンサートを行ったことで有名となりました。

まとめ

メタ社の発表により即座に株価が動いた銘柄もあれば反応しない銘柄もあります。

今は投機的要素から値動きが激しい銘柄も数年先という長期的な目線で見れば株価は数倍にも膨れ上がる可能性があり、現在はまだ初動段階です。

市場規模が2024年で約90兆円と予想されていますが、2030年まで予測すると、その市場規模は計り知れない数値となります。

2030年にはメタバースは当たり前の世界になっており、またこの技術をさらに応用した世界に発展している事が予想されます。

現在のメタバース事業はあくまでも序章であり、今後再注目な分野であることは間違いありません。1つの投資対象分野としては興味深い分野です。

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