FIRE人気に陰り? 株価高止まりによる懸念と重要な出口戦略 ~継続こそが実を結ぶ~ 

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FIRE(早期リタイア・Financial Independence, Retire Early)という言葉が日本でも知られるようになったのはこの数年。

筆者もFIREを目指し順調に資産を増やしています。プロフィールはこちら。

さて、FIREの基本概念は年間支出を運用資産の利回りで補う。簡単に言うと働かなくとも不労所得のみで暮らしていくことが可能な状態を表します。

働くも良し働かなくとも良し、自由なのです。

そんな誰もが憧れるFIREが日本でも人気になったわけですが、ここ最近は人気に陰りが出始め、現実的ではないと諦める人が出始めているのではないかと感じます。

目指す目指さないは人それぞれのライフバランスの上で自由ですが、目指すのであれば一番重要な継続性と出口戦略を押さえておく必要があります。

今回はこの出口戦略などについて解説していきます。

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FIREブームのきっかけ

FIREは著書「FIRE最強の早期リタイア術 最速でお金から自由になれる究極メソッド」が2020年3月に日本で販売になったのをきっかけとなり、FIREを目指す人が増加しました。

2020年3月はちょうど新型コロナウイルスが世界中に脅威を与え、世界は戦後最悪の経済危機に陥った時でした。

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コロナショックでの暴落後による大相場

新型コロナウイルスの蔓延により世の中は渡航制限や外出制限等が実施され、国内においても人や物の交流が制限されました。生産活動や物流も同時に止まり、物資の不足が生じただけではなく、営業自粛に伴って、不要不急のエンターテインメントサービスや営業も停止しました。

先行き不透明の経済を懸念し株価は暴落し、原油先物取引も一時-37.63ドルと史上最安値を記録しました。

そんな中、世界各地の中央銀行では前代未聞の金融政策が行われ、世界のマネーは溢れ出し投資に向かいました。

投資マネーが世界中でじゃぶじゃぶに溢れ、コロナショックと呼ばれた大暴落は一瞬にしてリバウンド回復し、米国株式相場では過去最高値を毎日更新し続けました。

これをきっかけに新たに多くの個人投資家が証券口座を開設し、投資を始めiDeCoやNISAが再認知されることになり、一躍FIREブームになったのです。

継続する相場はない

FIREブームに乗って投資を始めた方の多くが全世界や米国株式等へのインデックス長期投資ではないかと思われます。

FIREは時間をかけてドルコスト均等法を利用し入金額を上げることが基本戦略です。

米国市場では2020年3月に暴落した株価はその後2021年末にかけて大相場となり右肩上がりで成長を遂げていきました。

しかし2022年になり、ロシアのウクライナ侵攻や急激なインフレ、そしてFRBの金融引き締めや利上げなど投資環境は一気に悪くなりました。

一部の専門家からはリセッション(景気後退)に入ったのではという見解も出ています。

このようなネガティブな話題が絶えない今、FIREブームに陰りが出始めているように感じます。

これまで積み立てていた資産を急激な下落に耐えられなくなり売却してしまう人や、今後の景気に不安を抱えて定期買い付けを取り止めた人など耳にする機会が増えてきています。

株式相場は常にマネーの行き場を探しており、相場が上昇し続けたり下落し続けることはないと歴史が証明しています。

これまでの歴史上、相場は景気の拡大期と後退期を繰り返しながら上昇してきたのは事実です。

景気の後退期こそドルコスト均等法が生きてきます。

投資を継続さえしておけば、将来的に芽が育ち花を咲かす事になります。

投資は自己責任であり、投資を継続することは個々の判断に委ねられます。

1つ言えることは、FIREにとって一番重要なのは入金の継続性と出口戦略になります。

FIREの出口戦略

運用資産が目標額に近づき、いざFIREを決行する際に株価が暴落してしまってはFIREできなくなってしまいます。

結局はFIREする際の景気が大きく影響してきます。

FIREする際に重要になってくるのは;

  • 慌てて売らない
  • 積み立てを継続する
  • 生活防衛費を確保する(最低1年分の生活費)
  • 暴落時に買い増しできる非常用資金の確保
  • 暴落時であれば無理にFIREせず1~2年程待つ
  • 下がり続ける相場はないという確固なメンタルを持つ

以上の事が重要になってきます。

長年かけて資産運用してきたものを確実に生かしていくためにも焦りは禁物で収支バランスを明確にして行動していけば出口戦略は上手くいくはずです。

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