ドルコスト平均法 時間を分散しリスクを減らした投資手法~高校生向けお金の勉強11

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義務教育で始まった金融教育。ここでは小・中学生向けにお金とは?からお金についての基礎を勉強しました。
次のステップ(高校生向けの金融教育)としてお金を得る方法やお金を運用する大切さとリスク、お金との向き合い方を解説していきます。

前回の記事では投資を行なっていく上でリスクを抑えることが可能な分散投資について学びました。今回は、この分散投資を実践した投資手法である“ドルコスト平均法“について解説していきます。

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ドルコスト平均法とは

ドルコスト平均法とは、投資信託など価格が変動する商品を一定金額を定期的に購入し続ける投資手法です。

価格が変動する中、一定金額購入し続けることで次の効果を発揮します。

ドルコスト平均法を行うことで得る効果
  • 価格が低いとき、購入数量(口数)が増加
  • 価格が高いとき、購入数量(口数)が減少

ドルコスト平均法は購入価格を平均化することができ、長期的に投資していく上では効果的な投資手法です。

この手法は株価などの上昇局面よりも下落局面やボックス相場(上昇したり下落したりの繰り返す局面)でより力を発揮します。

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ドルコスト平均法で購入した場合の例

では実際にドルコスト平均法を使った投資例を使って説明していきます。

毎月10,000円ずつAという投資信託の商品を5カ月間(合計50,000円分)購入するとします。

出典元;三菱東京UFJ銀行HP

最初の1カ月目に基準価格が10,000円で10,000口購入できるとします。

2カ月目はその商品の基準価格が12,000円に値上がりしており、10,000円では8,333口しか購入できませんでした。3カ月目は価格が11,000円へ少し下がり9,091口購入。4カ月目、5カ月目は基準価格が10,000円を大きく下回り、それぞれ12,500口、14,286口購入できました。

5カ月を終えて、最初の1カ月目にまとめて50,000円分をまとめて購入していた場合と購入口数を比べてみると、

  • 一括購入 ; 50,000口
  • ドルコスト平均法 ; 54,210口

毎月一定の金額で購入した方が多くの口数を購入できたことになります。

どちらも合計では値下がりしていますが、ドルコスト平均法で購入した方は平均して購入している分ほとんど損はしていません。また今後上昇していくとしても口数を多く購入している分、利益は大きくなります。

当然、最初の1カ月目にまとめて購入し、そのまま上昇していけば一括で購入した方が利益は大きくなりますが、未来のことを確実に読める人は誰もいません。

どれだけリスクを抑えながら利益を出していくかが長期投資では重要になってきます。

まとめ

このように分散投資の中でも時間をも分散してコツコツ投資していくことでリスクはさらに抑える事ができます。さらに長期的に見ればリターンも大きくなる可能性もあるのです。

そう考えると投資信託をドルコスト平均法を使用してコツコツ長期間購入していくことが最強の投資手法だと言っても過言ではありません。

投資する上で大事なのは大切なお金を可能な限り減らさない事です。

以前学んだようにリスクとリターンをしっかり考えて運用していけば投資は危ないものではありません。

適度なリスクを取ることで何もしないよりもはるかに大きなリターンを得る事ができるのが投資なのです。

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