株式投資をしている中で1つの楽しみが株主優待。長期投資家やキャピタルゲイン（値上り益）狙いの投資家なども知らず知らず株主優待が送られてきたら少し嬉しくなることでしょう。
今回は6月の優待銘柄を紹介していきます。中には最低購入額が高額となる銘柄もあるので、今回は比較的購入しやすい金額の優待銘柄を紹介していきます。
2021年6月の株主優待
6月優待株の銘柄数は12月決算企業の中間期にあたり、優待銘柄数が多い月となります。
6月優待の権利付き最終日が6月28日（月）、権利落ち日が29日（火）、翌6月30日（水）が権利確定日となります。よって、6月28日（月）までに対象銘柄を購入し、翌29日（火）まで保有すると優待権利を獲得できます。
6月は庶民派レストラン食事券などの人気優待銘柄が多数あります。取得単価が比較的低い優待銘柄を抜粋して紹介していきます。
以下、企業名・株式コード・優待獲得最低額(2021年5月30日現在）の順で紹介していきます。
食料・飲食系
- すかいらーくホールディングス (3197) 151,500円(100株)
2000円相当の飲食代割引カード - ロイヤルホールディングス (8179) 202,000円(100株)
500円相当の優待食事券 - カゴメ (2811) 294,700円(100株)
※条件付き；権利取得には半年以上の継続保有が必要
2000円相当の自社商品（食品・ジュース等） - 日本マクドナルド (2702) 493,000円(100株)
100株につき1冊。1冊にバーガー類、サイドメニュー、飲物、3種類の商品の無料引換券が1枚になったシート6枚。
金券
- Lib Work (1431) 91,000円(100株)
1,000円相当のクオカード - 日本商業開発 (3252) 554,700円(300株)
3,000円相当のジェフグルメカード - 千趣会 (8165) 41,300円(100株)
1,000円相当のカタログ買物券
趣味・娯楽・カタログギフト
- アルペン (3028) 271,200円(100株)
2,000円相当の優待券（国内自社店舗・フィットネスクラブ・スキー場・ゴルフ場等で利用可） - イデアインターナショナル (3140) 102,300円(100株)
RIZAPグルーブ商品9,000円相当のポイント 自社商品の中から好きな商品を選択可能 - 一正蒲鉾 (2904) 93,800円(100株)
1,000円相当の自社製品
まとめ
すかいらーくホールディングスは株主優待改悪が大きな話題となりましたが、同時に株価も下落し、株主優待を得るには手頃な価格になっている。改悪されたとは言え、株主優待で根強い人気は健在ではないだろうか。
マクドナルドは使い勝手良く依然として人気がある。しかし獲得には少々金額がはるので、優待価値に見合うかどうか考慮する必要があるでしょう。
イデアインターナショナルは優待取得額が低いにも関わらず9000円相当の優待を受けることができ優待利回りが8％を超える。交換できる商品のラインナップも悪くはなく割りに良いかもしれない。
最近の株主優待は短期保有者へは優待資格が与えられないなど諸条件が厳しくなっている傾向がある。その分、長期保有者へは通常の優待にプラスアルファを与えるなど手厚い優待が行われる企業もあり、企業も色々と考えている。
その中、1日だけでも保有しただけで権利を得ることができる優待もまだまだ多数あるので興味がある優待銘柄はフォローしてみると良いだろう。
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